「住宅ローン 資金計画 @予算を算出してみよう」で算出した、今までの支払い・貯蓄の実績から出た住宅予算の70%が住宅ローンにあてることのできる予算だと思っておきましょう。
先ほどの金額を例にすると
244万円×70%=170万円
これが住宅ローン返済にあてることのできる年間予算ということになりますね。
なぜ70%なの?244万円全額住宅購入の予算にあてられないのはなぜ?残りの30%は何?と疑問がでてきますね。
住宅購入後に支払わなければならないのは、住宅ローンだけではありません。
住宅購入後の貯蓄、固定資産税の支払い、また購入したのがマンションの場合は管理費および修繕積立金なども支払わなければなりません。これらも年間予算に入れて考えておく必要がでてきます。
これを計算した上で、次の計算をしてみましょう。
@借入金額を計算する
住宅ローンのための色々な計算を過去の支払いをもとに算出してきました。住宅ローン返済に無理のないよう、過去の支払い実績をもとに算出してきたわけです。
給与や年収額はまだ置いておきましょう。
借入金額の計算の仕方は上で計算した「住宅ローン返済用予算(ここでは170万円)」から返済期間と予算用住宅ローン金利を使って計算します。
(住宅金融公庫の基本融資額(11年目以降)の金利3.2%で計算してみます。)
予算を考える時点では全期間固定金利を使用します。
下の表を参考に、年齢に合わせて、計算をしてみましょう。
年齢 返済期間 予算用 住宅ローン金利 ベース金額
〜40歳 35年間 3.2% 2,524,625円 (1万円あたり)
〜45歳 30年間 3.2% 2,312,315円 (1万円あたり)
〜50歳 25年間 3.2% 2,063,221円 (1万円あたり)
〜55歳 20年間 3.2% 1,770,968円 (1万円あたり)
算出方法は、上記で算出した「住宅ローン返済用予算(170万円)」÷12÷10,000×「ベース金額」
住宅購入者の年齢を38歳とした場合「ベース金額」は2,524,625円です。
170万円÷12÷10,000×2,524,625円=約43576万円が借入金額です。
現在車のローンがあるが、住宅購入後すぐ払い終わる方や、他になにか毎月の出費などがある方は、それも考慮した上で計算してみましょう。
A物件購入予算を立てる
ここまで計算したら、物件購入予算を出しましょう。
借入金額に住宅購入のために準備した自己資金を足したものが物件購入予算額となります。
43576万円(借入金額)+自己資金(住宅購入用貯蓄額)=物件購入額
ここまでの計算は今までの家賃払い&貯蓄実績から簡単にできます。住宅購入前に、住宅ローンを組む前に、何千万円の買い物をする前に一度試してみることをオススメします。
不動産会社の広告などで「頭金ゼロ!ボーナス時ゼロ!毎月●万●千円〜」というものを見かけたことがある方も多いと思いますが、よく見るとチラシには「当社提携@銀行2年固定XX%を利用の場合…」などと書いてあります。
これは買う側に立った「資金計画」を考慮に入れたものではないので、鵜呑みにせず、よく話を聞くなどしてからにしましょう。